Google Playにアプリを公開するためには apk ファイルにデジタル署名をする必要があります。
今回はそのデジタル署名に必要な証明書の作成方法を説明します。
keytool コマンドを使います。
下記の例ではエイリアス名 ash、有効期限10000日の証明書を作ります。
結果は ash.keystore というファイルに出力されます。
$ keytool -genkey -v -keystore ash.keystore -alias ash -keyalg RSA -validity 10000
キーストアのパスワードを入力してください:
新規パスワードを再入力してください:
姓名を入力してください。
[Unknown]: ash
組織単位名を入力してください。
[Unknown]: ash
組織名を入力してください。
[Unknown]: ash
都市名または地域名を入力してください。
[Unknown]: shinagawa
州名または地方名を入力してください。
[Unknown]: tokyo
この単位に該当する 2 文字の国番号を入力してください。
[Unknown]: jp
CN=ash, OU=ash, O=ash, L=shinagawa, ST=tokyo, C=jp でよろしいですか?
[no]: yes
10,000 日間有効な 1,024 ビットの RSA の鍵ペアと自己署名型証明書 (SHA1withRSA) を生成しています
ディレクトリ名: CN=ash, OU=ash, O=ash, L=shinagawa, ST=tokyo, C=jp
<ash> の鍵パスワードを入力してください。
(キーストアのパスワードと同じ場合は RETURN を押してください):
新規パスワードを再入力してください:
[ash.keystore を格納中]
$
環境によって聞かれる内容が多少違うようです。上記はMacの例。
Eclipseでapkファイルを生成するときに上記ファイル(ash.keystore)を指定し、エイリアス名、パスワードを入力すれば署名されたapkファイルが作成されます。